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ウイルスとは、何?
ノロウイルスや新型コロナウイルスといった「ウイルス」は、大腸菌や他の細菌と「大きさ」も「構造」もまったく違います。 最大の違いは、「ウイルスは、人間細胞にとりつかないと増殖できません」つまり、大腸菌や他の病原菌のように、食品中や、まな板、食器・グラスなどの表面で自分で「増殖」する事がないのです! そして、病原菌は、菌が生み出す「毒素」によって人に害を与えます。 一方、ウイルスは人の細胞に侵入して細胞内で増殖して、細胞を破壊します。 細胞を持つ細菌と違って、新型コロナウイルスはタンパク質でできた粒状の膜の内部に遺伝子(RNA)しかありません。 だから菌のように菌細胞を壊して殺す事ができません。これが、薬が容易でない理由なのです。 世界で猛威を振るう新型コロナウイルスとは何か?をまずわかりやすく従業員への講習を行い、イメージをしっかり持って頂きます。
どうやって感染するの?
次に、「どうやって人に感染するのか」をわかりやすく講習します。 ウイルスの正体がなにか?どうやって感染するのかを従業員が頭の中でしっかり整理できれば、感染症対策は大きく前進します。 ウイルスの正体と感染方法を理解すれば、「どうやってウイルスを消毒するか?」のしくみが容易に理解できるようになります。ウイルスの正体と感染方法が理解できれば、「何を気をつければいいか」科学的に理解できます。 漠然とした不安ではなく、「正しく恐れる」ことができるようになります。
どうすればウイルスは殺せるの?
そして「どうすればウイルスを除去(消毒)できるか」を講習します。ウイルスは、病原菌のように「生きて」いません。 人の細胞にとりついて、ウイルスの遺伝子を細胞に送り込み内部で増殖し、細胞を破壊します。 ウイルスが人の細胞にとりつく事ができないようにすればウイルスを殺す(失活)事ができます。 どのような薬剤を使うのか、また何故ウイルスは細胞に取り付けなくなるのか? 明確な科学的な理由があります。「お湯を飲む」「サプリが効果がある」などはすべて「デマ・偽情報」です。 従業員の皆様がウイルスを理解すれば、大腸菌やその他の病原菌への店舗の対策も、より「簡単に理解」できるでしょう。 アルコールや、他の薬剤がなぜ「効く」のか理解すれば、従業員の皆様の日常生活での「健康防衛」もより効果的になります。 従業員の方の「ウイルスの理解」こそが店舗を守る基礎です。
Inside
消毒の対策ポイントを確認しながら実地に指導
入り口、フロア、厨房、化粧室と店舗内の消毒のポイントを実地にチェックし、最適な消毒実施方法を指導。 すべての方法には理由と手順(順番)があります。 実地に店舗を検証する事で、店舗での必要とされる消毒ポイントリストを作成し、店舗に提供されます。 その上で、店舗の運営を踏まえた消毒実施の手順作成を支援します。
消毒に使う薬剤と使用法を指導
消毒に使用する薬剤、そして薬剤の濃度(原液からの調整方法)を指導します。 どの頻度で、どのような消毒を行う事が新型コロナウイルスに効果的か。そして、このような感染症対策の実施は、来店されるお客様にも安心を生み出します。消毒は、感染症への最も重要な対策であると同時に、店舗が来店されるお客様をどのようにして感染症から守っているのか証明するものでもあります。 適切な消毒の実施は、「お客様・従業員の安全と安心」の原点です。
店舗内の配置や空調など環境対策を指導
新型コロナウイルスの特性を踏まえて、店舗内のシート配置や空調での留意点など、ウイルスの特性を踏まえて対策指導を行います。 これらの対策は、お客様が「店内で他の人から感染することはないのか」という不安を解消します。
本プログラムの実施後には、実施店舗の新型コロナウイルス対策を項目別に網羅した「新型コロナウイルス感染症対策実施内容」(A4三つ折り)がテンタムスより店舗に提供されます。 店舗では、来店されるお客様に自由に配布も可能です。
Management
従業員の健康管理と安心確保を指導
従業員が健康で店舗業務に従事する為には、従業員の健康状態の適切な確認が必要です。 このプログラムでは、スマホを使って簡単に従業員の入店時の体温記録・体調記録が可能です。 記録日時は自動保存されますので、店舗マネージャーは、勤務者全員の健康を容易に確認できます。 また従業員が万一体調不良が生じた場合、安心して自宅待機できる体制が非常に重要です。 従業員が収入や生活の為に体調不良で無理して出社して業務に従事すると、深刻なリスクが発生するかもしれません。 従業員が健康状態を正しく記録して、店舗が何よりも従業員の健康状態を優先して対応できる体制が、結果として店舗を感染症から守ります。 体調不良時には、行政による保障や、健康保険の使用など、従業員が不安にならないように安心を確保する事が店舗管理者に求められます。
万一の感染症発生時の対応手順を指導
万全の体制を維持していても、万一の感染症発生リスクは残ります。 もし店舗にて新型コロナウイルス感染症や、感染疑い者が発生した場合には、関係先への連絡や、接触可能性従業員、店舗での従事時間など、リスクを最小限にし、かつ店舗の適切な消毒などを確実に実施する事が必要です。 このプログラムでは、従業員の勤務前健康状態記録をとる事で、万一の場合、勤務時間での同時従事者の確認が容易にできます。 そして、このような万一の事態の場合の、対応手順をあらかじめ設定しておけば、混乱なく迅速・確実に対応が可能です。
継続した感染症対策の維持体制を定期指導(3ヶ月毎実地確認)
新型コロナウイルス感染症への対策は、毎日適切な記録・消毒・そしてお客様への情報開示と地道な対策の実践の積み重ねです。 最初は、着実に対策を実践していても、時間がたつと管理が甘くなってしまえば再び「目に見えない脅威」が店舗に侵入してきます。 このプログラムは、消毒実施記録や、従業員健康管理記録などのアプリデータを時系列でチェックし、継続した記録保持、つまり実践が行われているかをモニターします。 感染症対策実施証明は、原則として3ヶ月有効ですが、3ヶ月毎に店舗への訪問確認を行い、対策の継続実施への取り組みをサポートします。
Proof
新型コロナウイルス対策実践証明書
入り口・レジ等に表示できる「新型コロナウイルス感染症対策実践証明」を発行します。 この証明書には、対策内容・実践項目など感染症対策内容が網羅されています。 来店されるお客様は「店舗がどのように新型コロナウイルス対策を行っているのか?」一目瞭然で理解できます。証明書は、A4版の証明書以外に、ステッカー又はより大型のパネル等での提供にも対応します(別途印刷・有料)
また拭き取り検査を実施した場合は、検査結果との併用での証明を提供しています。
新型コロナウイルス遺伝子検査(拭き取り検査)
新型コロナウイルスは、飛沫・接触感染により人に感染しますが、目に見えない為、不特定多数の人が接触する場所や、厨房・テーブル、事務所、トイレ・洗面所などへの消毒・洗浄はより重要になります。 テンタムスは、消毒や従業員対策、店舗内の配置、換気等の感染症対策の検証法として、什器、器具、備品、施設の表面拭き取りによる遺伝子検査を提供しています。 この検査は、専用の綿棒状の採取キットにより、備品等の表面をこすって表面の細菌・ウイルスを採取し、遺伝子検査による新型コロナウイルスの有無を検査します。施設内での清掃や消毒状態の直接的なウイルス残留の確認検査として提供しています。
COVID-19表面残留拭き取り検査の詳細はこちら
お客様への情報公開シートの提供
A4 三つ折りの店舗での新型コロナウイルス感染症対策の実施内容、店舗体制、どのように消毒するかなど、お客様の不安の解消の為に、店舗が実践する感染症対策内容をまとめたA4三つ折りシート用ファイルで情報公開シートを提供します。 店舗で印刷して自由に配布頂けます。 お客様がいだく「目に見えないウイルスへの恐怖」は、不安となってお客様のストレスとなります。 今までは気にしていなかった咳やくしゃみにも敏感に反応、またドアノブや洗面所では、漠然とした「手を触れる事への不安」が日常的に生じています。 店舗が、この目に見えない恐怖に対して、消毒やチェックをどのように効果的に実践しているかを目に見える形で公開する事で、店舗の信頼性はより高まるでしょう。また感染症対策を実践する従業員の方々にとっては、お客様を守るために実践する対策の証でもあります。